下の図は頭を半分にした模式図です。この図で、お口の周りの名称(名前)を説明します。まず図の一番左側にあるのが上口唇(じょうこうしん)と下口唇(かこうしん)です。上唇(うわくちびる)、下唇(したくちびる)とも言われています。ここより中がお口の中になります。唇の上には鼻があり、その中を鼻腔と言い、お口の中と隣接しています。お口の中と鼻腔は隣接しているので、関係が深いのですが、その内容は別ページで取り上げると思います。
お口の中でまず見て欲しいのはスポットの位置で、★印の所を言います。ここに舌の先である舌尖(図を参照してください)がくるかこないかを「舌癖」のページで説明しました。
上の顎の赤い部分を硬口蓋と言い下には骨が有ります。軟口蓋(青い部分)の下に骨が有りません。軟口蓋は動く事が出来て発音に関係があります。それに飲み込む時に食べ物が鼻に行かないようにブロックしてくれています。
いわゆる「のど(喉)」の事を喉頭(こうとう)と呼び、風邪などでのどが腫れるのはここの炎症です。その先に食道と気道があり、食道の先には胃があり、気道の先には肺があります
お口の中でまず見て欲しいのはスポットの位置で、★印の所を言います。ここに舌の先である舌尖(図を参照してください)がくるかこないかを「舌癖」のページで説明しました。
上の顎の赤い部分を硬口蓋と言い下には骨が有ります。軟口蓋(青い部分)の下に骨が有りません。軟口蓋は動く事が出来て発音に関係があります。それに飲み込む時に食べ物が鼻に行かないようにブロックしてくれています。
いわゆる「のど(喉)」の事を喉頭(こうとう)と呼び、風邪などでのどが腫れるのはここの炎症です。その先に食道と気道があり、食道の先には胃があり、気道の先には肺があります

まず食べ物を飲み込む事を嚥下(えんげ)と言います。その時どのように舌を使うかです。正常という言葉はかなり強い表現になってしまうかもしれません。そのため、舌癖の人が異常ではと思われそうですが、そういう意味ではありませんし、舌癖は文字通り癖である点をまず述べさせてもらいます。
舌癖は、食事の際舌を前に出して物を食べる癖です。舌突出癖と言われてもいます。嚥下(えんげ)の際、正常なら下の図の左側のように、舌尖がスポット(★印の所)に付いています。それとは違い舌癖の人は、図の右側のように歯に押し付けています。
舌癖は、食事の際舌を前に出して物を食べる癖です。舌突出癖と言われてもいます。嚥下(えんげ)の際、正常なら下の図の左側のように、舌尖がスポット(★印の所)に付いています。それとは違い舌癖の人は、図の右側のように歯に押し付けています。

食べ物を飲み込んでいくと、上の図から下の図に舌の形が変わり、食べ物がのどの方に移動します。左の図は正常な嚥下の場合ですが、舌の形をよく見ると舌の中央が盛り上がってます。この部分を舌背(ぜっぱい)あるいは舌体(ぜつたい)と呼びますが、硬口蓋に貼り付くように密接します。これにより口腔内が陰圧になり物を飲み込む準備が出来ます。この状態は後で別の形で説明に出てくるのですが、「舌背が硬口蓋に貼り付くこと」が重要であり、上顎の顎の成長を助ける力が生まれます。この図で顎の成長、あるいは歯並びに影響するのはあまりピンとこないと思います。
矯正治療は歯並びが悪いから行う治療です。では歯並びが悪くなる原因は何処にあるかです。これはすべての方に当てはまるわけでは無いのですが、歯が並ぶ顎の大きさと、歯の大きさが合わないから生じます。では顎が大きくなれば歯並びが悪くなるリスクは下がると言えます。「舌背が硬口蓋に貼り付くこと」は顎の成長と歯並びに貢献しているのは別ページで取り上げて行きます。
右の図は舌癖がある場合の図ですが、同じように陰圧にして物を飲み込むのですが、こちらは歯を舌に押し付けています。左の舌背が硬口蓋に貼り付くことでは、舌は硬口蓋を押していますので、骨を押していると言えます。それでは歯を押すとどうなるのでしょう。それは、歯が動いてしまいます。舌で歯を押すことで自分で歯を動かしてしまいます。動く方向は当然前の方に動きます。歯の傾き(角度)が変わる程度ならいいのですが、顎を前方に成長させることもよくあります。
矯正治療は歯並びが悪いから行う治療です。では歯並びが悪くなる原因は何処にあるかです。これはすべての方に当てはまるわけでは無いのですが、歯が並ぶ顎の大きさと、歯の大きさが合わないから生じます。では顎が大きくなれば歯並びが悪くなるリスクは下がると言えます。「舌背が硬口蓋に貼り付くこと」は顎の成長と歯並びに貢献しているのは別ページで取り上げて行きます。
右の図は舌癖がある場合の図ですが、同じように陰圧にして物を飲み込むのですが、こちらは歯を舌に押し付けています。左の舌背が硬口蓋に貼り付くことでは、舌は硬口蓋を押していますので、骨を押していると言えます。それでは歯を押すとどうなるのでしょう。それは、歯が動いてしまいます。舌で歯を押すことで自分で歯を動かしてしまいます。動く方向は当然前の方に動きます。歯の傾き(角度)が変わる程度ならいいのですが、顎を前方に成長させることもよくあります。

下の図は正常な場合の模式図です。舌癖の場合は舌尖が歯に当たります。図では丸で囲った部分です。ここに舌が来て力がかかると歯は動きますが、成長期の場合顎も動きます。
歯の角度が動くとどうなるでしょうか、図にはありませんが、奥歯があるので、前歯が動くことで噛んでいた歯が噛まなくなります。これで終わりならまだいいのですが、歯は前の方に動きます。これは年齢にあまり関係なく、臼歯(奥歯)は前方にずれてきます。歯と歯の隙間が無く、前歯だけ出ていて、それでいて前歯が噛まない状態は開咬とい言われています。
今度は成長期で顎の骨も動かす場合はどうなるでしょう、図をよく見ると下の歯が後ろにあります。当然後ろの歯の方が舌に強く当たります。顎を前方に押すことで、下顎の成長が良くなる可能性が出てきます。成長するならいいのではと思えそうですが、成長しすぎるのもまずいです。反対咬合になるとは言いすぎなのですが、まず上顎が十分成長して、その後を下顎が追っかけていくように通常成長します。それが舌癖の場合、上顎が成長する時期にそれを上回る刺激が下顎に加わることで成長を促すのは反対咬合の要因になるのが心配です。
歯の角度が動くとどうなるでしょうか、図にはありませんが、奥歯があるので、前歯が動くことで噛んでいた歯が噛まなくなります。これで終わりならまだいいのですが、歯は前の方に動きます。これは年齢にあまり関係なく、臼歯(奥歯)は前方にずれてきます。歯と歯の隙間が無く、前歯だけ出ていて、それでいて前歯が噛まない状態は開咬とい言われています。
今度は成長期で顎の骨も動かす場合はどうなるでしょう、図をよく見ると下の歯が後ろにあります。当然後ろの歯の方が舌に強く当たります。顎を前方に押すことで、下顎の成長が良くなる可能性が出てきます。成長するならいいのではと思えそうですが、成長しすぎるのもまずいです。反対咬合になるとは言いすぎなのですが、まず上顎が十分成長して、その後を下顎が追っかけていくように通常成長します。それが舌癖の場合、上顎が成長する時期にそれを上回る刺激が下顎に加わることで成長を促すのは反対咬合の要因になるのが心配です。

